
バステト 5ml
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■バステト:柔らかなムスクの霞の向こう側に豊潤な甘みと激しさが同居する香り (Bastet)
この香りは月明りの夜に奥の間にいる女性に会いに廊下を歩いているような印象を持ちました。
妖しげなムスクのカーテンを潜り抜けるとそこに待ち受けるとても刺激的な甘みが待っている。
バステトという女神をイメージしたブレンドが見事に表現されている素晴らしい香りです。
その名前の意味は「ブバスティスの女主」です。
バステトは猫の女神として知られています。
しかし初めは猫ではなく雌ライオンの頭部を持った姿で崇拝され紀元前1000年頃に猫の姿あるいは猫の頭部を持つ人間の姿とされるようになりました。
猫は古代エジプト人が初めて家畜化した動物と言われています。
エジプト先王朝時代の紀元前6000年頃、ヒエラコンポリスの貴族の墓より猫の骨が発見されています。
初めはライオンの神として攻撃的な性格を持っていますが、他のライオンをモチーフとした神と差別化され、穏やかな神になったと言われています。
通常、バステトは太陽神ラーの娘あるいは妹や妻とされバステトはしばしば雌ライオンの頭を持つテフヌトやセクメト、ハトホルといった他の女神と同一視されることも多いです。
バステト崇拝の中心地としては下エジプトのブバスティスが挙げられる。もともとバステトはブバスティスの地方神であったと考えられています。
ブバスティスにおいて、猫はバステトの聖なる獣とされ、ミイラ化した状態で多数の猫が地下墓地に埋葬されていました。
他の崇拝地としてはメンフィス、ヘリオポリス、テーベ、レオントポリス(英語版)、ヘラクレオポリス(英語版)が知られています。
初めバステトは「ラーの目」として人を罰する神として恐れらていましたが「王の乳母」としてファラオの守護者といった役割を持ち、人間を病気や悪霊から守護する女神に変わりました。
また多産のシンボルとみなされ、豊穣や性愛を司り、音楽や踊りを好むともされる。さらに「蛇の首を刎ねる者」とされ家庭を守ると信仰されました。
ギリシア人は、バステトを同じく人間を罰し、子供を守るというアルテミスあるいは、享楽と情愛の神としてアプロディーテーと比較していました。
またクトゥルフ神話にも登場し、猫たちから信仰されたり、また残忍な人喰いの邪神として描かれています。
まさにその多面性を表現したような香油で、柔らかな母性としての豊潤な甘みと同時に妖しい雰囲気を纏っている香り。
一筋縄ではいかない、という雰囲気を感じさせ高級感を演出するにはぴったりの香油。
怪しげな香りから華やかなフローラルさまでを時間経過とともに感じることができます。
是非お試しください。
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エジプト産の100パーセント天然の植物や香木から抽出されたピュアオイル。
アルコールを一切含んでおりませんので、香りが長持ちします。
5ml小瓶に入れて発送させていただきます。
香水代わりにお使いいただけることはもちろん、普段使っている手帳につけたり、ハンカチなどに含ませたり様々な使い方ができます。
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