カモミール 3ml

■カモミール：リンゴにも似た少し苦く優しい甘い香りから徐々に芯のある甘みへと変化していく香り (Chamomile)

強靭な強さを感じさせる香りなのですがそれをうまくリンゴの甘味が覆ってくれているような香りです。
カモミールの花言葉は、「苦難の中の力」や「逆行に耐える」などでそれはこのカモミールの逞しい性質からくるものと思われます。

今から4千年以上前のバビロニアで既に薬草として用いられていたと言われ、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬とされています。
安全で効果的なハーブとして、古くからヨーロッパ、アラビアで利用されていました。

古代バビロニアやヨーロッパ各地で、伝統的に薬用植物の一つとして広く使われ精油は主に薬用にされ、化粧水にも利用されています。
民間では花を乾燥させたものを煎じて、消炎や発汗の民間薬として服用されたり、ハーブティーにして飲まれるほか、入浴剤、ポプリにも使わらていますので必ずどこかで触れている香りともいえます。

カモミールはキク科シカギク属の1種の耐寒性一年草。
カモミール全般は、ヨーロッパではハーブとして同じように使われてきました。
北ヨーロッパおよび西アジア原産といわれ、ヨーロッパから西アジアにかけて分布し北アメリカには帰化植物として分布が見られます。
薬用植物として広く栽培が行われており日本へは、江戸時代（19世紀初め）にポルトガル人やオランダ人によって伝えられたといわれています。
その後、鳥取県や岡山県などで栽培が始められ現在は広く普及していて庭に植えられることも多く、飛んだ種からそのまま野生化することもあるためとても馴染みのあるお花だと思います。

株全体から甘い芳香を漂わせており花を揉むとリンゴに似た特有の強い芳香を放ちます。
面白いのは摘みたての濃縮された形のままでは不快な匂いなのですが、希釈するとフルーティーで甘いハーブ調の香りがする事です。

初夏には花が咲くので、摘んで乾燥させて利用します。収穫適期は舌状花が水平に開いているときで、舌状花が下に垂れ下がると収穫すると香りが落ちます。
花を摘めば摘むほど、枝分かれをして次々と多くの花を咲かせる性質があり花を少し残して株をそのままにしておけば、こぼれた種が自然実生でまた生えてくるというとても逞しい種です。

時間が経過するほどに芯にある強い甘味な芳香を放つカモミール。
上述通りとても逞しい性質を持つこの香りにあやかってなんとか踏ん張らなければいけない時や勝負事に関わるスポーツ選手にとても好まれる香りです。
是非お試しください。

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エジプト産の100パーセント天然の植物や香木から抽出されたピュアオイル。

アルコールを一切含んでおりませんので、香りが長持ちします。
3ml小瓶に入れて発送させていただきます。
香水代わりにお使いいただけることはもちろん、普段使っている手帳につけたり、ハンカチなどに含ませたり様々な使い方ができます。