シュー 5ml

■シュー：快晴の下に広がる大地をイメージさせる澄み切った雄大な香り（Shu）

シュー（Shu）は、エジプト神話における大気の神でヘリオポリス九柱神に数えられている神様で、そのシューをイメージしてブレンドされた香油です。
スケールの大きさを感じさせ、雄大な青空と大地を同時に感じさせてくれます。
グッとこの香りを吸い込むと、一気に違う世界へ連れていってくれるような素晴らしい香りです。
澄み切った中にもエジプトのゴツゴツした岩場を思わせるような無骨な大地を感じさせ、ナイル川でのクルージングで感じた余りにも気持ちが良い空気感を思い出しました。

創造神アトゥムを親に持ち、アトゥムの自慰によって生まれたという凄い逸話によって誕生したとされる神様です。
配偶神は妹でもある湿気の女神テフヌト。
彼との間に大地の神ゲブと天空の女神ヌトを成しました。

子供たちが抱き合っているところをシューが無理矢理引き離し、天と地とが分かれたとされていてこの神話はエジプト神話の中でも特に有名です。
この横たわったゲブの上にシューが立ち、ヌトを支える図像はよく知られていると思います。


テフヌトの兄にあたり、シューは空気を、テフヌトは水蒸気を表すこの2神はしばしば2頭のライオンの姿で表されます。
墓陵の壁画などには、頭上に羽毛をのせ、上方のヌトを支える姿で表されていることも多い神様。
その崇拝の中心地はレオントポリス（ライオンの都）であった。

このエジプト神話のジェネシスとも呼べる一連のストーリーは本当にインパクトがあって一発でイメージが出来ます。
やはりいい物語というものは人間の心にダイレクトに問いかける何か遺伝子的に捉える強さがあります。

ヌンと共に、原初の神様であるシュー。
大気の神様であり、大地と空を引き裂いてこの世の秩序を作り上げたとされるシュー。
自分の生活が乱れていたり、どうも自分の生活空間の場の統制が取れていないと感じている時にはぴったりの香りです。
また、ジメジメした空気感を乾いた空気によってカラッと変えてしまう力もあります。
シューはエジプト神話において永続的な存在として描かれており、彼の役割や象徴は変わることなく信仰され続けましたから、やはり永続性のある秩序だった空間を作るにはぴったりの香りだと思います。
狭い世界から大きな世界へ自分を引っ張り上げてくれるような香りを是非体感してください。
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エジプト産の100パーセント天然の植物や香木から抽出されたピュアオイル。

アルコールを一切含んでおりませんので、香りが長持ちします。
5ml小瓶に入れて発送させていただきます。
香水代わりにお使いいただけることはもちろん、普段使っている手帳につけたり、ハンカチなどに含ませたり様々な使い方ができます。